読書記録:2013年6月

ファイアーウォール

ヘニング・マンケル 「ファイアーウォール」(上下)

大好きなヴァランダー警部シリーズも、とうとう8作目。
最初は、かなり密度の濃い社会問題問いかけ色が強かったこのシリーズが、ヴァランダーが年をとるにつれ、彼の年齢ゆえの焦りや辛さという面が強調されるようになってきた。
今の世の中についていけない。彼の思いは、最初からこの言葉通りなのだけど、観点がどんどん変わっていって、今作では特にそれを感じずにはいられなかったのは、私自身も同様に思うようになってきているから、なのかもしれない。


藝人春秋

水道橋博士 「藝人春秋」

友人から借りた本。
水道橋氏のここ数年の活動や芸風(?)については、それこそネットでちらちらと目にしていただけなのだが、改めて彼のTVや本に触れてみたくなった。
良いとこついてるなあ、解釈の仕方が好きだなあ。違和感なく、そう受けとめられる文が並んでいる。


闇のしもべ

イモジェン・ロバートスン 「闇のしもべ」(上下)

想像していた内容と随分違って、ハラハラもアクションも揃ってた。
んだけど、うーん、ちょっと私のイメージする英国歴史ミステリとは、ずれるかも。子供達の描写とか。
十分面白かったから、次作が出たら読んでみるつもりではあるけれど。


虫眼とアニ眼

養老孟司・宮崎駿 「虫眼とアニ眼」

実は6~7月は、勝手に養老先生月間。ふぃーちゃりんぐ・養老先生。
や、オンライン古本屋のたまっているポイントが切れそうになった為、それを使って数冊買ったので。
ジブリの宮崎氏との対談、となっているが、対談というより、インタビュアーの質問に対して、それぞれが答える・意見を述べる、みたいな形。
宮崎氏の考えた&描いた理想の保育園のページが楽しい! 大人の私まで、一日いりびたってしまいたくなる。


ミステリー中毒

養老孟司 「ミステリー中毒」

尊敬している養老先生が、海外ミステリーファンであらせられ、しかもその理由も私とかぶってる!と読んで勝手に大コーフンした本。
なので、メイン日記の方に、いずれ感想をあげる予定。
(追記:感想というかタワゴトあげました)


竜

アン・マキャフリィ 「竜の戦士」 「竜の探索」 「白い竜」 「竜の歌」 「竜の歌い手」
            「竜の貴婦人」(上・下) 「ネリルカ物語」


今月の記録が少なめなのは、手元の未読本がほとんどなくなった為、家にある本を再(再々、再々々……)読してたから。
中でも、このパーンの竜騎士シリーズは、マジで何回読んだかわからないぐらいの本達。最初の3冊は特に。
マキャフリィは、ファンタジーにハーレクイン色を加えた作品が多くて、若かりし頃にはまったものだった。
改めて調べてみたら、この続きがまた出ていたんだね。もう好みからはずれたところもあるけれど、機会があったら古本を手に入れてみたいかな。もしくは、Kindle版。

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かわぐちかいじ 「ジパング」全43巻

友人から一挙に全巻借りたマンガ。ずっと読んでみたかったので、大感謝。
骨太で、うなる描写も多々あったのだけど、ラストがそのスケールに合わないように感じられて残念。
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  by wordworm | 2013-07-16 13:06

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