「遺伝子が解く! 女の唇のひみつ」

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竹内久美子著
「遺伝子が解く! 女の唇のひみつ」
文藝春秋 (2005/9/2)
ISBN-13: 978-4167270094


週刊文春の連載をまとめたもので、読者からのユニークな質問を、動物行動学者の著者が大真面目に学術的に分析して答えるという形で、生殖問題から有名人の生涯までバラエティに富んだ内容。いやー笑った笑った。

体の臭いは、臭いほど免疫力が弱いんだって。
若い女の子がダイエットして痩せて不健康な状態にまでもっていくのは、無意識に妊娠しにくいように体を改造してるんだって。
緑茶は動脈硬化や高血圧の予防、肥満の防止、抗菌作用、抗インフルエンザ作用などなど、正に万能薬と言って良い存在。
メスが自由に相手を選んだ方が、生存力・競争力の強い子が得られる。
こんな風に書いてしまうとなんだか真面目風味だが、竹内さんの気さくな文調で、むしろどこか脱線気味。でも本筋は押さえてる。添えられた寄藤文平氏のイラストが、また一段と抱腹もの。

下ネタ多しと思われる方もいらっしゃるかもしれないが、人間も動物である以上、繁殖行動は避けて通れず。むしろ竹内さんによれば、全ての行動の理由がそこにある。思考能力が高くとも、本能がなくては動物ではなし。

ふと何かを疑問に思ったら、この本を含めた氏の著作をめくってみるのも一興かと。思いがけないアプローチで答えが用意されているかもしれない。
ちなみに私、20年ぐらいなんでかなあと思っていたこと、この本で無事答えを見つけて密かに万歳三唱。
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  by wordworm | 2006-01-07 07:46

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