「Charlie and the Great Glass Elevator」

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Roald Dahl著
「Charlie and the Great Glass Elevator」
Puffin; Reissue edition (June 1, 1998)
ISBN-10: 0141301120


「Chocolate Factory」の続編。
前作では工場という一つの場所で、限られた登場人物で、見事にまとまった世界を創り出したダール。が、この続編では、むしろどんどん外に広がって、宇宙からホワイトハウスまで巻き込んだスラップスティックな世界に変わる。

面白いことは面白いのだが、やはり前作に完全に軍配を上げざるをえない。
エレベーターで宇宙に飛び出して宇宙人と戦ったり、大統領や宇宙ホテルが絡んだり、若返りの薬が出てきたり。それぞれが小エピソード的にまとめられているのならまだしも、1冊の本(しかも実は1日経ってない)の中でここまで色々やられると、ウォンカ氏という天才を過度に利用しすぎた感じは否めない。
魅力あるキャラクターが生まれると次々と連作が作られて、ああやっぱり最初のが一番良かったね、となるのは、ディズニーで証明済(私情)。もしかして前作では、チャーリーという男の子を存分に描いてなかったと感じたのか。

しかし、ダールの想像力に改めて感心する本でもある。
お嬢のお薦めの別なダールの本にも、手を伸ばそうか思案中。
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  by wordworm | 2005-08-30 05:02

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