「アブダラと空飛ぶ絨毯」

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ダイアナ・ウィン・ジョーンズ著、西村 醇子訳
「アブダラと空飛ぶ絨毯」
徳間書店 (1997/08)
ISBN-13: 978-4198607517


「ハウルの動く城」の姉妹編にあたる。

ハウル達は今回脇役で、主人公は若い絨毯商人アブダラ。ある日手に入れた魔法の絨毯に運ばれた先で、王女と巡り会い、恋に落ちる。しかしいつの世も身分違いの恋は前途多難で、アブダラも大層苦労することに。
そんな彼の前に助っ人や追っ手や色々と現れるわけだが、これが揃いも揃って個性派というかなんというか。こういう性格設定&大騒ぎに、ジョーンズの遊び心が伺える。

元々ハウルもこの本も、”空を飛ぶ城”をモチーフとして書き上げられたものらしいが、個人的にはやはりハウルの方が、筋立てにより工夫が凝らされていて面白い。
だがこのアブダラの方、登場人物が一筋縄でいかないことこの上なく、え、こんな!?というトリックが隠されていて、パズルの謎解きのような楽しさがある。ハウルを読んでから読まないと、その楽しさは半減だが。
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  by wordworm | 2005-07-17 06:45

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